タラワラ・エステート TarraWarra Estate
オーストラリア ヴィクトリア州 ヤラ・バレー
Australia, Victoria, Yarra Valley
【ワイナリー紹介】
タラワラがあるヤラ・バレーは、メルボルンの北西約６０km、ブルゴーニュ系品種のシャルドネやピノ・ノワールの優れた産地として有名です。あのモエ・シャンドンもここでスパークリング・ワインを生産しており、高い評価を受けています。メルボルンからは日帰り圏内なので観光客も多く、メルボルンからバスツアーも出ています。
タラワラ・エステートは1983年に設立された比較的新しいワイナリーです。元々オーナーはワイン造りには縁がなく、自身の別荘用としてこの土地を購入したのですが、その後ワイン造り非常に適している場所であることが判明しワイン造りを始めたのです。
またこのオーナーは裕福で趣味が広く、2004年にはワイナリーの敷地内に美術館とレストランまで作ってしまい、今ではヤラ・バレーの観光スポットとしてすっかり有名になっています。こんな逸話を紹介すると、「何だかワインは片手間で造っているみたい・・・」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、そんなことはありません。腕利き女性醸造家のクレア率いる醸造チームによって、国内外のコンテストで数々の受賞歴を誇る実力派のワインを生産しているのです！シンガポール航空やカンタス航空のファースト・クラス、ビジネス・クラス用のワインとしても採用された実績もあります。
このワイナリーのフラッグシップ・ワインは、自社畑のブドウ100%で造られるリザーブ・シリーズです。２８のブロックに区分けされた自社畑の中から厳選されたブドウのみを使った複雑かつ洗練されたワインで、長期熟成（最低でもシャルドネは5～10年、ピノ・ノワールは10年以上）も可能です。
また若いうちから楽しめるセカンドワインのエステート・シリーズ（以前はティンカウズ・シリーズ）や、特定のブロックのブドウだけを使ってより品種の特徴を出したシングルブロック・シリーズも生産しています。