カフェ&ワイン ダンス
 ■オーストラリア編
2009年4月 
 バロッサ&ヤラ・バレー
  2006年8月
   マーガレットリバー
2005年9月 ヤラバレー
2003年11月 ヤラバレー
2003年2月 ヤラバレー
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 ワイン紀行
 
  ■オーストラリア編 
  
  マーガレットリバー&パース3日間 (2006年8月11〜13日)
  【1日目】
  今まで何度もオーストラリアのワイナリーを訪問してきましたが、西オーストラリア州を訪れるのは今回が初めてです。以前から行ってみたいとは思っていたのですが、日本から行くには時間がかかる(直行便で10時間半、シドニーからでも5時間)ので、何となく敬遠していたのです。
 今回のフライトは諸般の事情により、直行便ではなく香港経由を選択しました。成田から夕方キャセイを使って香港に入り、香港を夜中に出てパースに翌朝7:30に到着するというルートです。もちろん直行便より時間はかかりますが、実は香港でのトランジットを楽しみにしていたのです。香港の空港は返還後リニューアルされて、空港内はブランドショップが軒を並べるちょっとしたショッピング街になっており、ウインドウショッピングしているだけでも結構時間がつぶせます。また小腹が空けば、フードコートで手軽に飲茶などの中華料理が食べられる(値段も味もまずまず)ので、トランジットだけで香港気分を味わえて、何だか得をした感じがしました。このルート意外にお勧めかもしれませんよ。

 そんなこんなで朝7:30にパース空港に到着。オフシーズン(現地は真冬)のせいか、乗降客は少なめで、オーストラリア入国時の恒例行事である手荷物検査(オーストラリアでは食品の持込みが原則禁止なので、入国時に全ての手荷物をX線で検査する)も、ひどい時は1時間以上待たされるところ、20分ほどでパスすることができました。この手荷物検査には、ビーグル犬も活躍しており、X線検査に並んでいる人の荷物の臭いを嗅いで事前チェックをしています。そういえば最近は成田空港でも、オーストラリアのビーグル犬を借りてきて、同様のチェックをしていると、先日テレビで放送していました。食べ物命のビーグル犬にとっては、まさに適任と言えるでしょう。
 いつものように空港でレンタカーを借りて、目的地のマーガレットリバーを目指します。マーガレットリバーへは約300km弱あり、ガイドブックなどを見ると「クルマで3時間半」と書いてありますが、実際に走ってみると、最初の100kmぐらいは市街地を通るため、信号が多く、最高速度も80km以下に制限されているため、結構時間がかかりました。安全のため4時間程度は見ておいた方がいいかもしれません。市街地を抜けてからも、十数km毎にガソリンスタンドやパーキングがありますので、安心してドライブすることができました。
 
マーガレットリバーの町はとてもこじんまりとしており、Bussell HWY 沿いに4〜500mほど商店街があるだけで、あとは周辺にホテルなどが点在しており、少し賑やかめの田舎町という感じです。ホテルにチェックインして町のカフェで簡単に昼食を済ませてから、ワイナリー巡りをスタートしました。
  最初に訪問したのはザナドゥーです。
 ここのワインは既に日本に輸入されているのですが、私たちのお気に入りのワインなので、知り合いにアポを取ってもらって訪問してみました。
 私たちが訪問した時にはあいにくセラードアとレストランは工事中だったのですが、私たちのために特別にワイナリーの見学とテースティングをアレンジしてくれました。今年の9月にはテラス席を備えたお洒落なレストランと新しいセラードアがオープンするとのこと。またこのレストランでは日本人のシェフが働いており、和食のテーストを持ったメニューも検討中とのことなので、完成後にまた訪れてみたいですね。
 ここのワインは、気軽に楽しめる
セセション・ラベルとプレミアムのエステート・ラベル2種類がありますが、お勧めはエステート・ラベルのシャルドネとカベルネです。中でもカベルネは素晴らしい出来です。理由は、以前ラガン・エステートという名前で生産していたリザーブレンジのカベルネ(数年前に火事で畑がほどんど焼失して今では生産中止)のブドウを一部使用するようになったにもかかわらず、値段は据え置いているからです。
 日本でもデパート等で手に入るはずですので、是非、トライしてみてください。
 
名称 Xanadu Wines
住所等 Boodjidup Rd. Margaret River, WA 6285
Tel: 08-9757-2581
営業時間 毎日:10:00-17:00
生産量 年間 60,000ケース
設立 1977年
 

ザナドゥー

ウォーターシェッド
 次に訪れたのは、ローザブルック・エステートです。
 このワイナリーは、当初訪問予定ではなかったのですが、最近、
ステラ・ベラという有名ワイナリーが買収したということを聞きつけたので訪問してみました。ワインは、Petalon というカジュアル・ラベルと Rosabrook というスタンダード・ラベル、それにパイオニア・シャルドネとスローター・ハウス・ブロック・カベルネ・ソーヴィニオンというプレミアム・ラベルもあります(残念ながらプレミアク・ラベルは試飲できませんでした)。Rosabrook のセミヨン・ソーヴィニオンブランとシラーズの評価が高いのですが、個人的には Rosabrook のシャルドネもお勧めです。
名称 Rosabrook Estate
住所等 Rosa Brook Rd. Margaret River , WA 6285
Tel: 08-9757-2286
営業時間 毎日:10:00-16:00
生産量 年間 4,000ケース
設立 1980年
 夕日も傾き始め、この日最後に訪れたのは、ウォーターシェッド・ワインズです
 ワイナリーを訪れてまず感じたのは、セラードアがモダンでとても立派だということ。カリフォルニアと違い、セラードアにあまりお金をかけないのがオージー流なのでちょっと意外な感じがしました。
 ワインはブドウ品種のみを表示したスタンダード・ラベルと Awakening という名前のプレミアム・ラベルがあります。評価が高いのは Awakening の白ワインですが、シラーズやカベルネ・ソーヴィニオンもお勧めです。このワイナリーの全体の印象としては、白は果実味豊かでフレッシュなタイプ、赤はミディアムボディーのエレガントなタイプです。ただし値段が少し高め(A$30以上)なので、コストパフォーマンス的には意見が分かれるとことだと思います。
名称 Watershed Wines
住所等 Cnr Bussell Highway / Darch Rd. Margaret River , WA 6285
Tel: 08-9758-8633
営業時間 毎日:10:00-17:00
生産量 年間 76,000ケース
設立 1999年
 
 【2日目】
 2日目は、マーガレットリバーではもちろん、オーストラリアで最も有名なワイナリーの一つであるルーウィン・エステートからスタートです。ここではインポーターさんのご好意で、ワイナリー見学とランチを堪能させていただきました。
 まずワイナリーを訪れて驚いたのが、敷地が広く、なおかつ隅々まで手入れが行き届いていることです。敷地全体がまるで森林公園のようで、小川が流れていたり、いろいろな野鳥も見ることができました。レストランとセラードアの建物は、派手過ぎずモダン過ぎず落ち着いたデザインで、ワイナリー全体がとても素晴らしい雰囲気に包まれていました。レストランのテラス席からは、毎年2月に行うコンサート会場となる広々とした前庭が見渡せます。ついつい「うちのビーグル達をここで遊ばせたら、さぞかし喜ぶだろうな」などと考えてしまいました。建物の地下にギャラリーがあり、ワインのラベルのデザインとなっている絵の原画が展示されていますので、訪れる機会があれば、是非ご覧になることをお勧めします。
 約一時間ほどのワイナリー見学の後、レストランでランチをいただきました。料理も美味しかったのですが、パンに付けて食べたオリーブオイルが絶品で、思わずスタッフにどこのオリーブオイルか聞いて後で買いに行ったほど。グラスワインも種類が多く、運が良ければ、オールドビンテージを楽しむこともできます。
 このワイナリーではたくさんの種類のワインを造っていますが、プレミアム・ラベルは「
アート・シリーズ」と呼ばれるワインのラベルに絵画をデザインしたシリーズで、その中でもイチ押しなのは、何と言ってもシャルドネです。「BMWの値段でロールスロイスが買える」と評されるほどで、複雑かつ力強い味わいは、いわゆるブルゴーニュとはまた違ったタイプですが世界中で高い評価を得ています。個人的には、同じアートシリーズの、カベルネやリースリングもお勧めです。

まるで国立公園の入口のよう

中も手入れが行届いて美し

気持ちのいいテラス席

ここがコンサート会場となる中庭

地下にはワインのラベルに使われている
絵画が展示されている

ASリースリングのラベルに
使用されている4種類のカエルの原画
名称 Leeuwin Estate
住所等 Steven Road, Margaret River, WA6285
Tel: 08-9759-0000
営業時間 土日:10:00-16:30
生産量 年間 60,000ケース
設立 1974年
 ルーウィンでゆっくりと長めのランチを楽しんだ後に訪れたのは、イーグル・ヴェールです。ルーウィンからの帰り道にあるので、「ちょっと寄ってみようか」という軽いノリで訪問したのですが、これが意外に優れもののワイナリーだったのです。
 セラードアに入ると、お客さんもスタッフも誰もいません。声をかけると事務室から中年の男性が何だかめんどくさそうな感じで出てきました。最初のうちは特にはずんだ会話もなく坦々とテースティングをしていたのですが、そのうち私たちがワインバーを経営しておりワインについて詳しいとわかった途端、彼の態度がガラッと変わり、それはそれは丁寧に色々と説明し始めたのです。後から聞いてわかったのですが、この人はフランス人のワイン醸造の責任者Guy氏で今日はたまたま店番をしていたとのこと。オーストラリア人にしては愛想がないな、と思ったのですが、フランス人ということなら納得。相手によって態度がコロッと変わる点も納得できます。
 フランス人が造るワインだけあって、フランスのワインを意識しており、ソーヴィニオン・ブランは「フュメ」と名付けてプイイ・フュメを意識した造りとなっており、カベルネもボルドーを意識したブレンド・タイプとなっています。シラーズもバロッサ・バレーのようなジャムのような濃厚さはなく、ローヌのようなスパイシーさが特徴です。Guy氏によれば、オーストラリアワインの持つ果実味を活かしつつ、フランス・ワイン的な複雑さやエレガントさを追求しているとのこと。実際にワインをテースティングしてみて、確かに彼の思いが伝わってくる感じがしました。このワイナリー、一般的な評価では「5点満点で4点」といったとことですが、個人的には非常に気に入り、今回訪問したワイナリーの中はトップレベルだと思います。

洗練された門構えに高まる期待

セラードアも雰囲気が感じられます
名称 Eagle Vale
住所等 51 Caves Road, Margaret River, WA6285
Tel: 08-9757-6477
営業時間 土日:10:00-17:00
生産量 年間 7,500ケース
設立 1997年
 
【3日目】
 最終日は、ワイナリーではなく、昨日のルーウィンでのランチの時に気に入ったオリーブオイルの店オリオ・ベロ訪問からスターとです。
 ここはマーガレットリバー産のプレミアム・オリーブオイルを販売しており、いろいろなフレーバーの付いたオリーブオイルも扱っています。

オリーブオイルの専門店 オリオ・ベロ

花と緑に囲まれたエントランス
 
名称 Olio Bello
住所等 Lot 1 Armstrong Rd Cowaramup, WA6284
TEL: 1800 982 170 (toll free)
営業時間 毎日:10:00-16:30
 マーガレット・リバーからパースに戻る途中でいくつかのワイナリーを訪問しました。まず最初が、ジュニパー・エステートです。
 樹齢28年の自社畑のブドウのみを使用したエステート・ラベルと、他の畑のブドウをブレンドした Crossing という2種類のワインを生産しています。エステート・ラベルは、オーストラリアではめずらしく3〜4年間熟成させた後に市場に出すというこだわりよう。今回は2002年ビンテージをテースティングしましたが、非常にエレガントですぐにでも楽しめるという印象でした。他に Crossing のシャルドネもフレッシュでバランスが良く、コストパフォーマンスに優れておりお勧めです。
 

ちょっとアーティスティックな看板

セラードアの外にはベンチが
 
名称 Juniper Estate
住所等 Harmans Rd. South, Cowaramup, Margaret River, WA6284
Tel: 08-9755-9000
営業時間 毎日:10:00-17:00
生産量 年間 14,000ケース
設立 1973年
  次に訪れたのは、サンダルフォードです。 ここのワインは日本でも輸入されているので、ご存知の方も多いと思います。
 ワインは安い順に、Element、Protega、Premium の3種類のレンジがあり、ドライ白、甘口白、赤と種類が豊富で、この地域ではめずらしいリースリングやメルロも造っています。お勧めは、フレッシュな Element のシャルドネと、エレガントで複雑な Premiumのシラーズです。
 

お馴染みの木をデザインした看板

洒落たセラードア
 
名称 Sandalford
住所等 3210 West Swan Rd., Caversham, WA6055
Tel: 08-9374-9374
営業時間 毎日:10:00-17:00
生産量 年間 80,000ケース
設立 1840年
  最後に訪れたのは、ウィーアー・エステートです。
 このワイナリーの名前の由来は、オーナーが「我々は特別」「我々は個性的」「我々は・・・」という思いを込めて”We are" の短縮形"We're"をワイナリーの名前にしたというもの。ワインには Were Wines というスタンダード・タイプと、Were Estate のプレミアム・タイプがあります。ここの赤ワインの印象は、ジャムのようなこってりした果実の凝縮感はなく、どちらかというと複雑でエレガントなタイプです。カベルネとシラーズがお勧めです。

遠くからでも目に付くド派手な看板
ワインラベルのデザインでもある

看板とは対照的にこじんまりしてセラードア
接客もとてもアットホームな雰囲気
名称 Were Estate
住所等 Cnr Wildberry Rd. / Johnson Rd., Wilyabrup, WA6280
Tel: 08-9755-6273
営業時間 水曜〜日曜、祝日:10:30-17:00
生産量 年間 4,000ケース
設立 1998年
 
 今回は初めてのマーガレット・リバー訪問でしたが、いろいろと新しい出会い、発見があり、充実した旅行となりました。今回訪問した中から、新しいDANCEオリジナル直輸入ワインが誕生するかもしれません。どうぞご期待くださいね!
 
■住   所 渋谷区代々木 5-64-6
■電   話 03-3468-3471
■営業時間  ランチ 11:30 - 15:00 (日曜、祝日は16:00まで)
   カフェ 11:30 - 18:00
   ワインバー 18:00 - 22:30 (日曜、祝日は休み)
※季節によって変動する場合があります
■ 定 休 日 月曜日(祝日は営業)
※団体予約、貸切等の場合は営業いたしますので、
  お気軽にご相談くだださい。
 

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